mi.1は電子楽器とiPhone/iPadをワイヤレスに接続します。
MIDI端子さえ付いていれば、例え30年前の古い電子楽器でも、
最新のiOSのMIDIアプリケーションと接続して使用できます。
電源アダプターは不要
mi.1は超低消費電力設計により、MIDI端子からのわずかな電力で動作することができます。
電源アダプターやバッテリーは不要です。ただ、MIDI端子に差し込むだけで起動します。
※MIDI機器によっては動作しない機種もあります。
コンパクト設計
多くの楽器のMIDI端子が電子楽器の背面パネルにあることから、ケーブルは垂直方向に出すように設計しました。奥行き方向にmi.1が飛び出すサイズは最小限に抑えられています。リビングの電子ピアノも、壁際にピッタリ寄せて配置することが可能です。
丈夫な構造、シンプルな外観
mi.1のケースは、一般的なMIDIケーブルと同じ製法の二重モールド構造により、MIDIケーブル並みの強度があります。
内側に電子回路やケーブル接続部保護のための硬い樹脂、外側は衝撃を緩和するソフトな樹脂で包んでいるため、挿抜や衝撃などに高い耐久性があります。
また、ネジは一本も使用しない一体構造のため、シンプルで美しい外観を実現しています。
ファームウェア更新もワイヤレス
mi.1ファームウェア(内部のプログラム)更新もiPhone/iPadからワイヤレスで行えます。
将来の機能追加や不具合修正に対応したプログラムへ、簡単な操作でアップデートできます。
将来の機能拡張
mi.1には、磁気スイッチ(磁気でON/OFF可能なスイッチ)とマグネットが埋め込まれています。
現在は使われていませんが、将来、このスイッチを使った機能が追加されるかもしれません。
Bluetooth LE MIDI対応
mi.1は、iOSやMAC OSで標準対応しているBluetooth LE MIDIに準拠しています。
そのため、特別なMIDIドライバやブリッジアプリなどをインストールすることなく、すぐにお使いいただけます。
- スループット(通信速度)の向上
pmi.1 Rev.3は従来品(Rev.2)に比べ、Bluetoothの通信速度が最大で3倍に向上しました。
その結果、有線MIDIの通信速度をカバーできるようになりました。
大量のMIDIの演奏データや、長いシステムエクスクルーシブも安心して送受信可能となりました。
- レイテンシー(転送遅延)の向上
鍵盤を弾いてiOSの楽器アプリが発音するまでの遅延はほとんど感じられません。
※当社測定では、USB MIDIインターフェース(YAMAHA UX16を使用)とのレイテンシー差は8.5ms以下(100回測定時の平均値)
またイベント処理の工夫とスループット向上により、和音のバラツキを抑えた低レイテンシーのBluetooth転送を実現しています。
ケーブル接続と比較しても僅かな差※に抑えられています。